選手は指導者のロボットではない!!!
どーもツインズパパです(^O^)
先週観戦に行った某ジュニアユースの公式戦にて。
仮にチームAとチームBとしましょう。
チームAは全体的に体は小さいけど、キーパーからしっかり繋いで組み立てて相手を崩すスタイル。
チームBは体もAより大きく、長短のパスをうまく使って試合を組み立てるスタイル。
チームBはAの戦い方を熟知していて、キーパーからセンターバック・サイドバックに繋ぎ、そこからボランチやサイドハーフに球が入った途端に2~3人で囲んで奪ってショートカウンターってな具合で試合を支配。
結果から先に言うと、
A B
前半0―3
後半0―5
の0-8でチームBの勝利でした。
その試合を見ていて感じた事。
それは完全に相手に狙われていながらも、そのチームの戦術なのか、同じことをやり続けたチームAの選手の思考はどうなっているのかという事。
ただ、試合中に相手の狙いに気づいた一人の選手(気づいたのか何も考えていないのか分かりませんが)は、ショートパスからロングパスに切り替え、相手DFラインの裏へ放り込む攻めも見せていました。
そしてそこから得点チャンスがあった事もしばしば・・・。
チームBも完全にそのロングパスを嫌がっているように感じられたのですが、チームAはほぼ8-9割はショートパス主体で、同じ形で、同じ場所でボールを奪われ失点・・・。
というのを繰り返しておりました。
もちろん、そのチームの戦術で監督やコーチから、こういう攻めをして行こう!!っていう指示があり、身体にも染みついているかもしれません。
ただ戦術という事を勘違いしないで欲しい。
戦術とは戦う術という字の如く、
相手をみてどういう風に戦うかという事!!!
選手一人一人がそれを理解していれば、相手を見て戦う方法を変えていっていたと思います。
そうすれば結果も多少は変わっていたはず。
試合をするのは監督でもコーチでもない選手自身!!!
コートの中で起こっている現象が全て!
コートの中で戦っている選手自身が感じている事。
それを選手達で共有して話をして戦い方を変えていく事!!
言われた事(指示された事)だけをするのはロボットです。
人間には感情・考える・現状を変えていく力があります。
突然戦い方を変えるのは恐いかもしれないけど、変えずに同じ事しかできない人間にはなって欲しくない(>_<)
臨機応変にサッカーをしてもらいたい。
サッカーは自由で楽しいスポーツだから・・・。
子供達への指導も考えさせられる週末の出来事でした。
それではまた(^O^)